自宅サーバの公開に向けてまとめ(更新中)
経緯
自宅サーバを公開したい。といってもブログのように一般公開するわけではなく、目当ては自分用のファイルサーバである。あとロマン。
母艦のファイルサーバ
一年前、初めてファイルサーバー(Samba)を自作し、写真や音楽などのファイルをすべてそこに入れている。これだけでもノートPCとデスクトップPCでファイルを共有できて(ファイルサーバを使う前とくらべ)十分に便利だったうえ、この時はネットワークやWebサーバの知識もほとんどなかったので、当時は外部からのアクセスは考えていなかった。
出先での共有はNextcloud
一方で、出先でのメモやスマホの写真などの共有に同期型のクラウドストレージとしてブログ用のサーバに入れたNextcloudを使っていた。
クライアントアプリをいれればDropboxのようにドライブのように操作したり、iCloudよろしく写真の自動アップロードができたりとクラウドストレージとしては申し分なく便利なのだが、とはいえ写真をアップロードするとなると容量が気になってくる。
(ちなみにDropboxでもなくGoogleDriveでもなくNextcloudを選んだ理由はいくつかあるのだが、最大の要因は感情というか思想というか、個人的な気分の問題だったりする。というのも当時Macbook、iPhone, iTunesなどの長年のAppleの囲い込みから脱出を果たしたばかりだったため、それ以来反動で1企業のサービスへの依存は極力避桁くなってしまい、結果としてオープンソース、セルフホスティングなサービスを優先的に使うようにしている。)
自宅サーバーへの統合
ということでこれまでセキュリティが心配で母艦のローカルなファイルサーバと共有用のNextcloudでつかい分けていたのだが、やはり統合できたほうが便利なんだろうなとは常々思っていた。
そして今、自宅サーバを構築した1年前と比べてブログやNextcloudの運用や引っ越しを経てだいぶWebサーバへの知識がついてきたことに加え、ちょうど最近になってログ解析やセキュリティに興味がでて来たため、勉強もかねてNextcloudの自宅サーバへの統合、自宅サーバの公開に取り組むことにした。
やること・調べること
- グローバルなドメインによるアクセスの確立
- セキュリティの設定
- ハードウェア関係
- UPSの導入
- サーバの掃除
- その他
- Nextcloud用にディレクトリ構成の変更
- (仮)Gitサーバの導入(Gitea)
- (仮)音楽サーバの導入(jelly-finなど)
とりあえずはこんなところか。