【レビュー】msi Optix MAG342CQRV
ディスプレイを買い替えた。
はじめに
- 本記事はあくまでも個人の感想です。
- 中には筆者の落ち度による不満なども含まれておりますが、製品自体は仕様どおりに機能しており、商品自体にケチをつける意図はありません。
買ったもの
選んだ決め手
- UWQHD 34インチ
- これまでFHDを使っていて、もう少し精細な画面がほしかった
- これまで縦にディスプレイを並べていた経験から画面が高くなると見づらかったので、高さより幅を重視
- 曲面
- どうせワイドにするならならではの曲面にしたかった。
- 加えて、液晶、特に安価なVAは視野角で見え方がかなり変わるので、曲面ではない幅広のディスプレイは端が見づらいのではないかという心配もあった。
- VESAマウント
- PBP1
- これまでマルチディスプレイ(上下で見づらかったが)だったのを、大きなディスプレイ1つに移行するあたって、いざというとき分割しても使えるというのは(実際に使うかどうかはともかく)魅力的だった。
- 値段
- ¥60.000くらいで、かつ在庫がある商品だとこれくらいしか見つからなかった。(2021年5月購入当時)
実際に使ってみて気になったところ
VESA マウント用のスペーサー
公式によるとVESAマウントはスペーサーで対応するとの話だったが、画像がないのでどんな感じかわからず不安だった。
ということでこちらに写真を載せておく。
純正スタンドの丸い部分の奥側にVESAネジがあり、付属のスペーサーで底上げして使う。
このスペーサー、よく見ると長いのと短いのの2種類ある。一度間違えてつけてしまったのだが、長いのが上、短いのが下にする必要がある。
結構隙間が空いており、その分重心が前に行って支えづらいのではないかという懸念はあるが、少なくとも自分の使っているモニターアーム( エルゴトロン LX デスクマウント 公式サイト Amazon(広告))なら問題なく支えられたのでヨシ。
音量調整ができない
音量の設定が見つからない。スピーカーがないとはいえ、イヤホンジャックはあるのに音量調節ができないというのは完全に予想外だった。
とくに注意書きとかはなかったと思うが、よく考えたら自分が今回スピーカーがついていないディスプレイを買うのが初めてだから知らなかっただけで、このタイプだと珍しくないのかもしれない。
ヘッドホンで直接使うには音量が大きすぎたので、いまのところヘッドホンを首にかけて使っている。これだとちょうどいい感じ。
輝度の自動調節ができない
この機能も過去に買ったディスプレイ2つともついていたので、てっきり標準的な機能だと思っていたのだが、これにはついていなかった。
とはいえ今の所なかったらなかったで不便は感じていない。 ノングレアは(今までの過去のディスプレイもそうだったので)おいておくとしても、曲面だからか、UWQHDだからか、照明などの反射も目立たず視認性が過去のディスプレイと比べても非常に良い。
PBPは結局使わなかった
これまでがマルチディスプレイだったので、いざというときにマルチディスプレイとして使えたら便利だなという期待はあったが結論から言うと使わなかった。
そもそも想定していたシチュエーションとしては、片方の画面でゲームをしながらもう一方にPCの画面を表示してメモを撮ったり攻略情報などを調べたりするつもりだった。
結果としては以下の事情から使わなくなった
(商品とは関係なく)自分がほとんどゲームをしなくなってしまった- もう一つは、(FHDのゲーム機はまだいいとして、)UWHDのPC側は比率そのままにPBPに合わせると小さくなりすぎる
- かと言って半分のサイズに合わせると
- PCでPBPのオンオフを検知できないので手動で切り替えが必要
- ディスプレイサイズを変更するとウインドウの位置や板タブの設定範囲がずれる
最後に
文句ばかり書いていてこの記事だけ読むと不満そうに見えるかもしれないが、
- 広い画面のおかげで複数のウインドウの作業がしやすい2
- 曲面のおかげか解像度のおかげか視認性も非常によい
ということで、価格帯の割にはディスプレイとしての使い勝手は問題なく、快適に使えている。
買い物に失敗しがちな自分としては珍しく後悔のない良い買い物だった。