食洗機を導入する
8月くらいに食洗器を買ったのでその話。
買ったもの
- Panasonic 食器洗い乾燥機 NP-TCR4(プチ食洗)(中古、定価の半額くらい)公式サイトAmazon広告
- 分岐水栓 Panasonic CB-S268A6
- 交換用排水ホース1m ANP2D-10(Amazon広告)
- モーターレンチ (Supertool MF230)(Amazon広告)
設置の様子
蛇口の確認
まずは蛇口に対応した分岐水栓を取り付ける必要がある。
ということで我が家の蛇口を確認する。
ノブの付いているパーツの奥、お湯と水、並行している2つのパイプに分岐水栓を差し込むことになる。
そしてこれに合うCB-S268A6という金具がこれ。(ぼやけているのは反射防止に念のため。)
2つのパイプのうち片方に三又になっている方をつけ、分岐させる。もう一方の金具はスペーサー。あとはOリングが多数。 食洗器は基本的に温水を使うと思われるので、今回はお湯の出る左から分岐するようにした。
分岐水栓のとりつけ
まずは水道を止めて1、金具をはずす
謎の金具がはいっていて、分岐水栓がつかない。
形状的から考えるに本体側に対応したOリングの亜種のようなので、ここのは付属品のOリングと交換し、
取り付けた分岐水栓の蛇口側に取り付ける。写真のように装着済みのOリングが邪魔で入らなかったので、これは外した。
もととパイプの壁側の間隔は変わっていないはずだが、蛇口との距離が延びた分、テコの原理でやや曲がっている気がするが、一応ついた。
本体の設置
中古だからか外箱は無く、配送用段ボールの中にこの状態で入っていた。
家電を中古で買うのは初めてだったので心配だったが、非常にきれいだった。
一点問題があったのは正面下側のカバーがかみ合っていなかったこと、検品時に一度カバーを開けて、閉じる際に間違えたのだろうか?。
これを治すには下のねじをはずして一度カバーを外す必要があり、気づいたのがすでにホースをつなげた後だったためかなり面倒だった。
置き場所はシンク横のサイドテーブ(無印のユニットシェルフ製)の上。
56mm x 40mm の天板の大半を占拠されたが、それでもかろうじてまな板を立てたり、手前に秤やコップくらいはおけるスペースがあるので日常利用には問題ない…はず。
作業スペースの確保に左側にまな板を縦に置きたいので排水ホースは右側まで伸ばしたかったのだが、付属のは切断済みで長さが足りなかった。そのため後日交換品2を購入した。
使い勝手
時短効果
元々毎日の洗い物に15分から20分くらいかかっていたのが5分になった。単純に時間が減ったのに加え、作業に取り掛かる心理的ハードルも下がるので、気分的にも非常に楽。
作業スペース
サイドテーブルのスペースが減るのが不便そうで心配だったが、結果としては日常利用(弁当や水筒の準備)には問題なかった。 このまま料理をするのは無理だが、もともと自分は本格的に料理をする際はサイドテーブルはあてにせず、3縦においたまな板をメインの作業台として使っていたのでこれもさほど影響はなかった。
洗浄力
弁当の容器がプラスチック製のため低温モードで使っているのだが、基本的には問題なくきれいになる。 カレーで脂ぎった弁当箱の手洗いがいらなくなるのは本当に便利。手荒れもましになったし。(カレーの種類にもよるだろうが4) 洗い残しはたまにある。パワー不足というよりは配置の問題な気がしている。あと、米やホウレン草など、乾いた状態でも張り付くようなのは残りやすいので、食洗器に入れる前に水につけるなりしてはがれやすくしたほうがよさそう。
容量
サイズはちょうど弁当やプロテインシェイカー(として使っているカクテルシェーカー)、米を炊くためのメスティン、フレンチトーストを冷凍してるタッパーと、自分が平日1日に使う食器(何度も使うコップは除く)がちょうど一日分、一通り入る感じ。
時間と音
食洗機が完了するまでは1時間以上かかるうえにそれなりにうるさい。自分は帰宅後2時間以内に寝れるようにしたい5ため、帰ったらすぐに動かす必要がある。逆に言えば帰ってからすぐやれば問題はない。放置しがちだった弁当箱をすぐに洗う習慣がついたというのは結果的にメリットと言えなくもない。
まとめ
サイズや騒音など、欠点はあるがそれを差し引いても非常に楽。一人暮らしでも、弁当箱のような少量でも毎日洗う物があるのであれば買って損はないと思う。 また、今回初めて中古で家電を買ったのだが、定格の半額で特に問題も無く、非常に良い買い物だった。満足